イントロダクション
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が認定している、情報処理安全確保支援士試験に合格し、
情報処理安全確保支援士試験合格者になりました!
この記事では、私の合格体験を共有し、同じ道を歩む方々に役立つ情報を提供します。
私がどのように準備し、試験に臨んだかを具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
情報処理安全確保支援士試験とは、サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業の情報システム環境に対して、セキュリティ面から支援・指導・助言をできることを認定する試験です。
セキュリティエンジニアとしてのキャリアを築くための第一歩として、この資格を受験することに決めました。
バックグラウンド
試験に関連がありそうな経験や資格
・小規模NWのFWやDNS,BKUPシステム,Syslogサーバ,防犯カメラシステムの管理(3年間)
・社内NWの閉域網化(BGP)設計・設定経験
・システム監視NWの設計経験
・ハイブリッド構成においてのSSL-VPN・IP-sec VPN構築経験
・AWS,GoogleCloudにおいてのSSO設定経験
・IDaaS導入経験
・基本情報技術者試験合格
試験対策と準備
試験に向けて以下の教材を利用しました。
午前1対策:キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)
午前2対策:情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2024年版
午後対策 :2024 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
過去問 :情報処理安全確保支援士過去問
基本的には、過去問と重点対策のテキストをベースに学習を進めました。
①情報処理教科書を一読する(1ヶ月)
②午前問題は過去問を10年分✖️2解きわからない言葉は全てテキストで調べる
③午後対策は重点対策のテキストを2周する
また、以下のようにStudy Plusで学習時間を記録してモチベーションを維持しました。
学習の期間が長くグラフには表示されていませんが、総計約260h学習し合格しました。
期間を決めずにダラダラと学習していたり、会社からの指示で違う資格を取得したりなどしていたため
集中して取り組んでいたら、もう少し短い時間で合格できたかもしれません。
試験当日
いつもクラウド系の資格を受けていたため、時計を忘れてしまいました。。。!笑
流石に午後問題は時計がないと厳しいので、お昼休憩にセリアで購入してなんとかなりました。
お昼ごはんは午後に眠くなってはいけないので、血糖値がスパイクしない食べ物を食べました。
午前1、午前2、午後の3部制ですが、段々と部屋にいる人の人数が減っていきました笑
(諦めが早いのは潔くて良いと思います)
試験後
クラウド系の試験と違いすぐに結果が出ないのがIPAの試験の特徴でもあります。
試験直後は解答速報を検索したり、X(旧ツイッター)で試験関連のポストを眺めたりしていました。
知らない人でも良いので答え合わせをしたいと思っているのは私だけでしたでしょうか。。。
合格発表日にサイトから合格の確認をし、速攻で会社へ資格取得奨励金申請をおこないました。
合格して1番良かったことは、セキュリティの案件にアサインされたことです。
”無欲は怠惰のもと”
資格と実務経験は完全に別物であると考えているので、これでセキュリティができると思わないように注意したいところです。
と言いつつも、セキュリティキャリアを積みたい、技術を持っていますと対外的にアピールする手段くらいにはなると思いますので、引き続きCISSP合格に向けて頑張りたいと思います。